系統進化学


質問と回答(6月23日):

とりあえず、質問項目を入力しました。

<ハワイのショウジョウバエ>

●ハワイの島々で島ができた順番にショウジョウバエの種も分化しているのがとても興味深かった。もしハワイの島がさらにできたり、島がくっついたりしたらまたさらに新たな種が分化してくるのだろうか。

└◇きっと、そうなるでしょう。

●ハワイのハエが新しい島ができたら分散するとのことでしたが、再び戻ることはそうないものなのですか?

└◇稀なできごとが2回起きる確率は、掛け算になります。100万分の1の確率で起きるできごとが2回続けて起きる確率は、1兆分の1。

●種はどうやって島などにわたるのだろう。渡っていった種が帰ってきた例はあるのだろうか。

└◇

●ハワイの次の島はいつできるんでしょうね。

└◇さぁ。明日かも。(噴火したら、どうしよう)

●Hawaiian DrosophilaのDispersalにはじまるallopatric speciation で、プレートの動きと系統樹の分化が同調しているかについて分かりにくかったです。

└◇島の生成年代についての地質学的推定と、系統樹の分岐年代のDNAによる推定がうまくあっているかどうか、という問題についての質問かと思います。この点については、まだ十分には確認されていません。現時点で言えるのは、島の生成の順序と、種の分岐の順序が一致しているということにとどまります。

●授業と関係ないが、ハワイのプレートの動きやパナマ地峡がおもしろかった。

└◇では、解説サイトを読んで、さらに理解を深めてください。

<パナマのエビ>

●パナマ地峡に於けるSnapping shrimpの種形成ではPとCが分岐するのは地峡ができてからは起こらないのではないだろうか。つまり、最も最近PとCが分化した時期が地峡の形成された時期となる、であってますか?

└◇

●エビがCarribian oceanとPacific oceanを行ったり来たりしてたのですか?どうやって移動するんですか。

└◇パナマ地峡ができる前の話ですね。1個体のエビが長旅をしなくても、隣接する海岸のエビ集団の間で遺伝的交流があれば、カリブ海側と太平洋側の集団は遺伝的には一続きになります。

●パナマ地峡についての例で、これは分断・分散どちらの例ですか?あとP6とP6'などの違いが良く分かりませんでした。

└◇

●パナマ地峡で分断されたエビの系統によって枝の長さがちがうというのがとても不思議だった。家でしっかり調べようと思う。

└◇

<二次的接触など>

●「二次的接触」って何ですか?・二次的接触の意味があまりよく分からなかった。

└◇

●生物学的種概念の問題点で例にニホンザルとタイワンザルがありましたが、二次的接触とは何ですか?また、どうしてそれは問題点となり得るのかがよくわかりませんでした。

└◇

●現在、帰化植物、帰化動物が問題になっていますが、それは人間の手によって、進化速度や拡散速度を早めているだけで、いつかはおこることを今やっているだけだと思いました。何が悪いのでしょうか?

└◇

●講義内容とは少しずれるのですが。古来種をなぜ保護する必要があるのでしょうか。例えば、日本産の蚊(います?) を駆除するような強力な外来生物が日本に入ってきたとしても、蚊を保護する必要性は感じられません。しかし、もっと愛すべき生物(蝶やホ乳類など)が外来種によって脅かされる時、人々は外来種を駆逐せよ、と訴えます。このような、人間にとっての害益のため、ではなく、古来種を保護することに学問的な意味があるのでしょうか。

└◇

●日本で外来種がはびこり問題になっているのは知っていたが、逆に日本の種が外国ではびこっていることは考えたこともなかった。分散などにより外来種が入ってくるのはある意味自然なことでやむえないことかもしれない。ただ個人的に日本の固有種が失われるのは防ぎたい。ニホンザルを守るため雑種が処分されるのはなにかまちがっている気がする。

└◇

●ブルーギルが日本に来て、深い所で生息するようになってどうしてエラの数が増えたのか疑問に思いました。

└◇

<倍数化>

●植物はなぜ動物よりも倍数体になりやすいのですか?
・なぜ種子植物(シダ)は倍数体が他の種よりも多いのか?動物は植物のように倍数化で進化するのですか?・植物がかなり高い割合で倍数体になっていますが、子孫を残すのに影響はないのですか。

└◇

●F15.6から8まで例がたくさんでてきたが、それが何なのかよく分からなかったです。植物のほとんど倍数体であるのはなぜなのかと思った。

└◇

●倍数体といえば、ムギが有名だと思います。その中でいつも思うのですが、2倍体と4倍体の違いとは何でしょうか。ムギの2倍体と4倍体ではどの様に異なるのですか。もし、倍数体になることで、進化や種分化、形成がおきるのであれば、倍数体になることで種そのものが変わるということですか。

└◇

●「倍数体が生じると、瞬時に生殖隔離が成立する」っていうのがよく分かりませんでした。
・倍数体の話のところで瞬時に生殖隔離が成立するというのがありましたが生殖隔離というのがなかなか実感がわかなくてわからなかったです。

└◇

●Spartina anglica はどんな花ですか?

└◇こんな花です。

●Spartina anglica はどうやってニュージーランドまで行ったのですか?

└◇Global Invasive Species Databaseによれば、海流(種子は数週間〜数ヶ月水に浮く)、沿岸域の工事、鳥による泥の運搬、船のバラスト水、という移動経路が推定されています。

●中途半端な首の長さのキリンの化石が見つからないという話を思い出した。異質倍数体変化したSpartina anglicaとは進化の形態も異なっているだろうが、たった100年前後で全く新しい種が成立することもあるので、生物は環境の変化などで必要にせまられるとあっという間に進化するもののようだ。そしてその必要さえなければゴキブリやシーラカンスのようにほとんど形質的な進化をしないままでいるのだろう。

└◇

●倍数体のところがよく分からなかった。

└◇

<系統学的種概念など>

●系統学的種概念の説明がよくわからなかった。
・Phylogenetic species conceptがよく分かりませんでした。
・Phylogenetic species concept のわけ方がよくわかりませんでした。

└◇

●系統学的種概念で単系統群が最小の単位というのが抽象的で理解しづらかった。

└◇

●種概念には様々なものがあり、それぞれで判断基準が異なることは分かったが、そもそも根本的に、何故「種」を定義する必要があるのですか?「種」ごとに分類することにはどういった利点があるのですか?

└◇

●複雑な種形成が起こっており、単純な名前による分類は当てにならないのだなぁと思った。

└◇

●種形成の説明は分かりやすかった。

└◇

●単系統群じゃないグループの呼び名はあるのですか?

└◇側系統群。

●単系統群って…何ですか?

└◇私の努力って…何ですか?(教科書に書いてあるから、自習してね)

<その他>

●遺伝的浮動によって、表現型が作用しないのはなぜですか。

└◇

●遺伝子配列の決定による系統関係が種の記載に使いづらいのは、その基準を明確に定めることができないことに加えて、記載標本をこわせない、もしくは、別の個体を使ったとしても後で第3者が記載標本と比べることが難しいこともあるのではないでしょうか。

└◇

●今日の講義は内容が簡単だったのかとても良く分かった。現在の種は形態学的にしか分けられていないのは以外だった。そんなことでは亜種か別種かもかなりあやふやになる気がする。

└◇もちろん、あやふやです。

●新しい種ができると簡単に今まで言っていたが、この判断は人間の解釈によるものであったことを自覚することができました。
・種の概念のところがおもしろかったです。結局、生物学者の感覚に行きつくのだけれども、それが一番、ある意味で正確なのだろうと思いました。
・種の概念は、私は生物学的種概念の考え方がなされていると思っていた。実際には問題点もあって、言われてみればそうだなと思ったし、種の分類はやはり人間が勝手に決めているのか…と思った。
・種概念の説明?は分かりやすかったです。
・分類をするときでも、色々な分類の仕方があるとあらためて分かった。先生が「分類はすべて人間が勝手に決めたこと」と言っていたのが興味深かった。
・前から種の定義とその分類が大変あやふやな感じがしていましたが、実際あやふやなものだなと思いました。
・「種はしょせん人間が勝手に決めたもの」という言葉が妙に新鮮に感じました。普段考えていなくても、改めてそう言われると、やはりちょっとした抵抗がありました。

└◇

●交配しない=交配できない ということですか?ヒトとチンパンジーのように、染色体数が違うのですか?種の形成の話はおもしろいし、毎週楽しみにしています。

└◇

●「交配できるかできないか」は、どうやって調べるのですか?

└◇

●Figure15.4のアフリカゾウで森林性とサバンナ種で異なる分類がされていることが興味深かった。具体的にどのように異なっているのかを知りたい。

└◇

●アフリカゾウは森林性とサバンナ性の2通りに分かれる点が面白かった。

└◇

●系統樹の推定法は、無味乾燥な内容でしたが、この種形成は具体性に富み、筋が通っていて楽しかった。

└◇

●わかりやすい講義だったし、内容もおもしろかった。

└◇

●スピードもちょうど良くて聞きとりやすかった。理解しやすい授業だった。

└◇

●おもしろかったです。ハワイ行ってみたいなぁ〜(笑)

└◇